別荘のインテリアコーディネート事例

067 Design Consulting

ご自宅をコーディネートさせていただいたお客様から、別荘のご依頼をお受けしたプロジェクトです。別荘は海を望む抜群のロケーション。その地域性に沿ったリゾートハウスとしながら、多彩な素材が醸し出す、高級感のある大人のリラックス空間に仕上げています。

Type
Second house
Style
Modern
Coordinator
Takeuchi Kanako

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塩害や台風に備え、コンクリート打ち放しのシンプルな形状の外観。堅牢な印象のゲートは濃いグレーで仕上げ、濃淡や仕上げの違いを楽しめるご提案を行いました。

無機質なコンクリートの壁に、木目が美しい羽目板の天井と玄関扉を組み合わせたアプローチ。その先に続くエントランスへの期待を自然と高め、扉を開けた先には、豪壮な雰囲気を持つバロック調のタイルが出迎えます。

最上階にあるリビングの格子扉を抜けると広がる、絵画のようなオーシャンビュー。インテリアは景色を引き立たせる、落ち着いた色調で統一しました。また、折り上げ天井や小上がりになったダイニングの床には間接照明を施し、素材が持つ豊かな表情を柔らかく照らしています。

美しい海と繋がるように設計されたインフィニティプールには、鮮やかなブルーのモザイクタイルをコーディネートしました。角が丸いぽってりとしたフォルムで、ガラス質と磁器質タイルの2層構造となっており、安全面や耐久性にも優れた仕様です。

エクステリアにも使用された乱形石積みの琉球石灰岩を使用し、風土に沿った別荘らしいコーディネートに。天井、ポイントウォール、床と、敢えて異なる木材を組み合わせ、温かみの中に高級感を宿しています。

主寝室とゲストルームは、ブルーを基調にインパクトのあるカラーリングを施しました。主寝室のポイントウォールは、きらめく水辺をイメージしたもの。通常、柄が縦になるデザインを横張りとし、開口の先に広がる水平線とつなげました。

ゲストルームのポイントウォールは、ブラジルの希少な天然石「アズールマカ ウバ」をイメージしたデザイン。
天然石の風合いを感じられ、床に使用した杢目の豊かなオーク材のフローリングとも相性が良く、リゾートらしい程よいカジュアル感が、心地良い潮風とマッチします。

サウナが隣接したバスルーム。サウナの白木と合わせ、壁にはダイナミックな石模様が描かれたタイルを採用。 床には、天然石の色調と風合いを忠実に再現したタイルを組み合わせ、異なる素材の魅力を引き出しました。

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