インテリコーディネートのキービジュアル

073 Design Consulting

プライバシーを最優先に設計された住まい。6mを超える塀には街並みに調和する味わいのあるタイルを施し、閉塞感を和らげました。共用スペースを広く確保し、動線をあえて長く取ることで日常にゆとりを演出。インテリアはモノトーンで統一した、落ち着きのある空間です。

Type
Residence
Style
Modern
Coordinator
Kubo Saya

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外に閉じた外観から一転、ゆとりのある構成に開放感を感じる伸びやかな内部空間。アプローチ、ポーチを抜けてたどり着くエントランスは、外部と仕上げ材を揃えることで屋外を取り込み、間接照明のラインが際立ちます。

還元焼成による豊かな色幅を再現したタイルをミックス貼りで仕上げ、内外のアクセントウォールに採用しました。モノトーンを基調としたシックなインテリアに、表情豊かなタイルが奥行きを与え、趣と温かみを添えています。

日本の伝統美と素材の味わいを映し出す、和紙の味わいを生かした和室。奥深さや余韻が静寂をもたらし、深みのある色合いが、窓の外に広がる坪庭を一層引き立てます。

格子戸がさりげなく個性を放つLDK。東西に伸びる空間に沿ったダクトレール照明が奥行きを強調します。モノトーンで統一したインテリアに、灰白色と暗灰褐色のコントラストが美しいフローリングを合わせました。柾目に浮かぶ虎斑の木目がアクセントとなり、やわらかな温もりを感じる、家族が集う空間にふさわしい雰囲気が漂います。

ライトグレーの壁面に、グレーの木目面材を組み合わせ、洗面カウンターには石目模様の黒タイルを配したドレッシングルーム。淡いトーンから深みのある色へとグラデーションを描くことで、落ち着きと表情の豊かさを両立させたコーディネートです。

レストルームのアクセントウォールには、天然石ならではの自然な無彩色の色幅を生かし、静かで重厚な存在感を演出。凹凸のあるタイルが間接照明に照らされ、豊かな陰影を描き出すことで、空間に奥行きを与えました。

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