024 Design Consulting
ティファニーブルーをアクセントカラーとして取り入れ、爽やかさをプラスすることで甘さを抑えたモダンエレガントなインテリアの住まいです。フォーマルリビングはゲストをもてなすトラディショナルな空間としてエレガントな要素を強め、ファミリーリビングはすっきりとしたモダンテイストに寄せています。エリアや用途によってエレガントとモダンの配分を変え、バランスを図ったコーディネートです。
- Type
- Residence
- Style
- Mix style
- Coordinator
- Kubo Saya
エントランスにレイアウトしたのは、ガラスのオーナメントを1ピースずつ組み合わせて形づくるGiogaliのシャンデリア。豊かなフォルムのライトがシンプルな空間に光のオブジェのように輝きます。階段に添えたアイアンの手すりは華奢なラインが可憐な印象。
ファミリーリビングはシンプルなモダンテイスト。シェードカーテンにさりげなくティファニーブルーをあしらい、住まい全体のポイントカラーとしています。
ダイニングキッチンは隣接するリビングよりもエレガントなエッセンスをプラスしました。家具のカラーリングはリビングと揃えることで統一感を図りました。
フォーマルリビングは、ティファニーブルーの淡いクロスが天井とモールディングの白色に映えます。女性らしいエレガントなスタイルですが、寒色を取り入れることで、スッキリとした爽やかな空間に仕上げています。
エレガントであると同時に新鮮さのある磁器で作られたシェードのシャンデリア。光を灯すと表面に彫刻された装飾が浮き出て、ニュアンスに富んだ光が魅力的な雰囲気に。マントルピースに灯る炎と美しい共演を披露します。
トイレも白とティファニーブルーを用いたコーディネート。幾何学的なデザインのクロスが品格と清潔感をもたらします。
なぐり加工の感触が足から伝わる広縁を抜けると、琉球畳で描いた市松模様の和室が広がります。正面には和室専用の庭を設け、和室ならではの雰囲気で無心になれる清らかな空間です。
豊かなサウンドを楽しむスタジオ。ボーダータイルのポイントウォールは2種類の厚さとテッセラ面状の強弱が、コントラストの強い陰影をつくります。床に使用したウォールナットの木目の風合いが生きる、デザイン性の高いフローリングが空間の個性を引き立てています。