012 Design Consulting
内外共に木材をふんだんに使用し、安らぎを与えるデイケア・メディカルフィットネスの複合施設。道路を斜辺とした直角三角形の形状の土地を生かし、南側に大きく開いた外観は広々としたデッキを用いて開口をV字に開き、より採光を得られる設計に。楽しい気持ちでご利用していただけるよう、ポップなカラーをコーディネートに取り入れています。メディカルフィットネスは若い世代も活用できる施設とし、世代を問わず地域に開かれた施設です。
- Type
- Clinic
- Style
- Natural modern
- Coordinator
- Kubo Saya
ライトベージュを基調に木製パネルをアクセントとしたインテリア。エントランスを抜けると二層吹き抜けの明るく開放感のあるホールが広がります。シンボリックなテラスの床と色調を揃えているため、縦方向、横方向それぞれが伸びやかに広がる開放的な空間で、利用者を出迎えます。
1階のデイケアエリアも木材を多く使用した優しく柔らかな色調のインテリア。利用者のコミュニケーションを図りやすくするため、雑談ができるスペースとして和室を設けています。和室の和やかな雰囲気がデイケアエリア全体に広がります。
リハビリスペースは広々とした空間にゆとりを持って器具を配置。ゆったりと伸びやかな気持ちでリハビリに取り組むことができるように配慮しました。
2階にあるメディカルフィットネスの受付。こちらはボーダータイルをアクセントウォールに用いたことで、インテリアにモダンな印象を加えています。
2階のメディカルフィットネスエリアは、陽の光が差し込む明るい空間に最新のフィットマシーンが並びます。インテリアは共通して柔らかなライトベージュに木目を効かせていますが、利用者の年齢層に合わせ、ポップなスイス製のパネルカーテンをアクセントにしました。生地の色の組み合わせは何パターンも検討して配色した、こだわりポイントです。
メディカルフィットネスの更衣室はスッキリとした清潔感のある空間です。こちらも、安らぎを感じる木目を空間のアクセントとしました。