058 Design Consulting
クラシカルな外観に対し、インテリアはモダンに仕上げ、優美な装いの中にスッキリとしたディテールを叶えました。オーナーが求める心地良いバランスに応えたコーディネートです。
- Type
- Residence
- Style
- Modern Elegant
- Coordinator
- Nozoe Saori
上部にハイサイドライトがある吹き抜けのエントランス。その明るさを強調する、エレガントでダイナミックな光沢感のある大理石調のタイルを床材に用いました。一方、三和土は天然クォーツの石肌の風合いを再現したタイルとし、対比のある質感が互いを引き立てます。
クラシカルな雰囲気を好み、華美や派手なものは好まないオーナーの趣向に合わせ、クラシカルな外観に対し、インテリアはモダンに仕上げ、バランスを図りました。
植栽によってプライバシーが守られたテラス。爽やかなブルーのオーニングが青空とリンクし、白い外壁に映える生き生きとした空間。夕刻は、置き型のエタノール暖炉の炎とあかね色に染まる空が重なります。
「DIAMOND」の名を持つ印象的な脚が特徴のダイニングテーブルや、個性的なペンダントライトに負けない、独特のリボン杢(もく)が美しい「サペリ」のフローリングで、華やかで重厚感のある雰囲気を演出。
引き戸によってリビングダイニングと切り離すことも可能なキッチンは白で統一し、天板を黒のシーザーストーンで引き締めました。コンロ前に使用したタイルは波打つような光沢感があり、照明によって一層豊かな表情に。
夜は美しい照明計画によってムードのある空間に。灯りに照らされ、フローリングに使用したサペリの赤褐色とテレビの背面に使用したユーカリの木目が艶やかさを増します。また、ダイニングテーブルの天板、ソファに置かれたクッション、庭の針葉樹をさりげなく繋げました。
レストルームは、白を基調とした数種類の大理石を組合せた大理石モザイクをフレームで囲み、絵画のようにレイアウト。繊細な天然石の素材とパターンがモダンクラシカルなインテリアに調和します。